正しい髪の乾かし方

こんにちは。「lulu-susu」店主の市川です。

正しい毛髪の知識お教えしてます。

マチュア世代女性の心とからだに効く美容室

大人女性のためのプライベートヘアサロンです。

正しく髪を洗った後は正しく髪を乾かしましょう。

洗いっぱなしでは髪がダメージしてしまいますからね。

いつもしつこく怖がらせて申し訳ないのですが

「髪は死んでる細胞です」

日ごろから手をかけて労わってあげないと将来の美髪には到底たどり着くことはできません。

ということで、今回のHow toはこちらです。

正しい髪の乾かし方

ただドライヤーで乾かすだけには非ず!

ドライヤーを手に電源を入れる前に準備が必要です。

  1. シャンプー後の濡れた髪をしっかりとタオルドライする。
    毛先はタオルでギュッと握るように水分を吸い取って下さい。
    過剰にびしょびしょの髪ではドライヤーの温風に晒される時間が長くなるうえ、ダメージしやすくなります。
    髪は摩擦に弱いのでゴシゴシは厳禁です。
  2. 頭皮ケアをしている方は育毛エッセンスを用量用法を守って塗布し、頭皮をやさしくマッサージする。
    指の腹で頭皮をつかみ動かし、揉みほぐし血行を促進させます
  3. 髪に適した「洗い流さないトトリートメント」をダメージ部分、毛先を中心になじませる。
    ドライヤーの熱から髪を守、指通り、手触りが良くなります。
    頭皮にはつけないで下さい!肌トラブルの原因となります。
  4. 目の粗いコームで髪のもつれを毛先からやさしく梳く。
    髪は濡れているときが一番ダメージを受けやすいです。とにかくやさしく!
  5. ドライヤーは髪から20㎝ほど離す。
    髪が焼けたり、火傷の原因となります。
  6. 温風の「強風」で根元から一気に乾かす。8割を目安に。
    毛先は根元より細く乾燥しやすいので、水分量の多い根元から乾かして下さい。
  7. 前髪が割れやすいなどクセのある部分の根元から乾かす。
    乾いてしまった後ではスタイルの形成はできないので。
  8. 多毛の方、ボリュームが出やすい方は根元を抑えるように乾かす。
    根元をしっかり乾かしてから毛先へ移って下さい。
    生乾きは頭皮や髪に新たなほこりの付着やニオイの原因になります。
  9. 細毛の方、ぺちゃんこになりやすい方は表面を抑えず、髪全体に空気を含ませてあげるように乾かす。
    根元をしっかり乾かしてから毛先へ移って下さい。
    生乾きは頭皮や髪に新たなほこりの付着やニオイの原因になります。
  10. 毛先は「弱風」で整えるように乾かす。
    強風で乾かすとオーバードライの原因となり、毛先が散ってまとまりが悪くなります。
  11. 「冷風」も活用する。
    時々冷風に切り替え冷ましながら乾かす。
    最初から最後まで温風ではオーバードライになってしまうので。
  12. 「冷風」でスタイルキープをする。
    温風で乾かし、クセを伸ばすことでスタイルを作ります。
    仕上げに冷風で作ったスタイルを固定させキープします。

正しく髪を乾かすことで髪のダメージや頭皮のトラブルを避けることができます。

では、髪が濡れた状態で就寝てしまうとどうなるのでしょう?

髪が濡れた状態で就寝してしまうと・・・

  • 洗ったばかりの髪と頭皮にすぐほこりを吸着させてしまう。
  • 雑菌が繁殖しニオイや頭皮トラブルを起こす。
  • キューティクルが開いているのでせっかくのコンディショナーやトリートメントの効果が無かったことに。
  • ヘアカラー、縮毛矯正の持ちが悪くなる。
  • サロンで行ったスペシャルなトリートメントの効果が薄れる。
  • 枕や寝具との摩擦でダメージを受ける。パサつき、ゴワつき、枝毛、切れ毛。

いかがでしたか?

心当たりがあってドキッとされている方いませんか?

普段の髪の乾かし方は合っていましたか?

正しい髪の乾かし方でいつまでも自分の髪と共に健やかに暮らしたいものですね。