頭皮にカビが生えるってホント!?

こんにちは。

マチュア世代女性の心とからだに効く美容室

大人女性のためのプライベートヘアサロン

「lulu-susu」店主の市川です。

久しぶりに得意の「怖がらせ」内容ですよ~。

頭皮にカビが生えるってホント⁉

はい。ホントです。

皆さん正しくシャンプーをして髪と頭皮を乾かせていますか?

梅雨のじめじめ、夏の暑さでドライヤーを敬遠していませんか?

髪や頭皮のカビについて順を追って原因と対策を説明してまいりますね。

頭皮のカビの原因

髪を乾かさない

髪、頭皮が湿った状態はカビが繁殖しやすい環境です。
カビの他にニオイの原因にもなるので、洗ったあとは放置せずにしっかりとタオルドライ(タオルで余分な水分をしっかり吸い取ること)をしてドライヤーで乾かしてください。
また、髪と頭皮が湿ったまま就寝しますと枕など寝具の衛生にも悪く、接触する肌にももちろん悪影響となります。

・過剰なドライヤーでの乾燥

頭皮が乾き過ぎると皮脂分泌が進みます。
顔と同様、肌の水分が不足すると、補おうと水の代わりに皮脂が分泌されます。
カビの一種であるマラセチア菌は皮脂をエサに増殖します。こわい・・。

・間違ったシャンプーでの洗い方

洗い残し、すすぎ残しによる皮膚炎の発症と、それによるカビの増殖もあります。

肌に合わない洗浄力の強すぎるシャンプーも皮脂の取り除き過ぎによる頭皮の乾燥からの皮脂分泌 → カビの増殖。

・帽子の長時間の着用

特に夏場は紫外線対策として帽子を被りますが、長時間にわたって帽子を着用していますと、帽子内部は汗びっしょりで蒸れてしまいます。
湿度の高い状況はカビの増殖の恰好の環境となります。

頭皮のカビ対策

・シャンプー後、髪と頭皮を正しくしっかり乾かす。

髪と頭皮が湿った状態の放置はカビの他にもニオイの原因にもなります。
しっかりとタオルドライで髪の水分を吸い取り、ドライヤーで髪と頭皮をやさしく乾かしてください。
自然乾燥より圧倒的に早く乾きます!

ややこしいかもしれませんが
頭皮が乾燥し過ぎても皮脂分泌が増えるのでオーバードライ(乾かしすぎ)にならない注意も必要です。
むずかしい・・。汗

頭皮ケア用の美容液などで保湿をしていただくとGOODです。

過去ブログよかったら寄ってって~。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
「正しい髪の乾かし方」

・正しくシャンプーをする。

洗浄力の強すぎない肌に合ったシャンプー剤で、爪を立てずに指の腹でやさしくしっかり全体を洗います。
すすぎも入念に、洗い残し、すすぎ残しのないようにしましょう。
シャワーの温度も熱すぎると頭皮の乾燥に繋がりますのでぬるめの温度をおすすめします。

余談ですが男性用のシャンプーは頭皮の皮脂を取りすぎることで、乾燥による皮脂の過剰分泌で肌トラブルを起こす悪循環に陥る方もいます。
肌に合ったシャンプー選びが重要です!

過去ブログよかったら寄ってって~。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
「正しい髪の洗い方」

・帽子着用時の湿気対策をする。

通気性の良いコットンや麦わら、ペーパー素材の帽子を選びましょう。
できればこまめに帽子を脱いで頭全体を空気に触れさせて、汗を拭くことがおすすめです。
とにかく帽子内で蒸れている「高温多湿」の状態を回避しましょう。

最近では手軽にリフレッシュできるドライシャンプーもあります。
スポーツ時や屋外で汗をかいたときに持ち歩いていると便利ですよ♪

そもそも頭皮のカビの正体ってなに?

頭皮のカビについて連ねていますが

「そもそも頭皮のカビの正体ってなに?」

って疑問を持った方、大勢いらっしゃることでしょう。

それは・・

マラセチア菌という常在菌で、カビの一種なのです。

皆さん元々その常在菌と共に生活しているのです。

・・が、しかしですよ

肌の強い弱いの個人差があるにせよ、一度共存のバランスが崩れてしまいますと
ここでいうところの「適度なヘアケア」「頭皮の衛生」が保たれなくなると
マラセチア菌の大増殖による
「フケ」「かゆみ」「炎症」「抜け毛」など皮膚疾患が現われるのです。

こわいよ~~~。泣

マラセチア菌、
皮脂を栄養源とするので間違ったケアで皮脂分泌が増えますと大増殖します!
ちなみに皮脂分泌の多い部位は「頭皮」「顔」「胸」「背中」などです。

そして高温多湿な環境を好むため、夏場や汗をかきやすい環境、通気性の良くない帽子内はとっても注意が必要なのです。

お医者さんじゃないから偏見で言わせて

えり足が長めだったり、ロングヘアのお客様のえり足や首の辺りが
荒れていらっしゃるお客様を時々お見受けします。

アトピー性皮膚炎や薬剤の刺激による皮膚疾患なのかは素人の目ではもちろん見わけは尽きませんし、断言はできません。

お客様から皮膚科での診断のうえカウンセリング時に申告をしていただけますと、こちらも理解して対応できますが
皮膚疾患を不明のまま放置状態にされていますと何かをきっかけにさらに悪化してしまうかもしれません。

市川「ちょっと頭皮に赤みが見えますね。」or「カサつきがありますね。」

お客様「そうなんですよ~。でも大丈夫です。」

お客様は肌荒れを自覚されていてサラっと言いますが、市川はコワいです。汗

わからないから偏見で言わせてもらいますが・・。

さいごに

正しいヘアケアできていますか?

ロングヘアなど髪が長めの方はシャンプー時の洗い残しやすすぎ残しに注意していただきたいです。
もちろん髪の長さに関わらずショートヘアの方も!

「夏のドライヤーは暑くてイヤ」

「まあこのくらいでいいでしょ」
と、半分くらいだけ乾かしてドライヤーをやめてしまう
(だいたいえり足濡れたまま)

「そもそもドライヤーが面倒」・・など

ドライヤーで乾かす行為を敬遠されるそこのあなた!

そうあなたです!

(ドキッとしている方、多いのでは?)

ヘアケアのお話をさせていただくと、皆さんケアが足りていないとわかってはいるんですよね~。

でもイマイチ腰が上がらないようで・・。困

お顔のケアと同じくらいに気を配っていただきたいのです。

髪は長~~~~い友だちです!

髪も頭皮も正しいケアで健やかに保つことが美髪への一歩ですよ☆彡