大人女性におすすめの髪色とは?パーソナルカラーとの関係はあるの?
こんにちは。
「マチュア世代女性の心とからだに効く美容室」
大人女性のためのプライベートヘアサロン
「lulu-susu」店主の市川です。
今回はヘアカラーについてですよ~。
40代・50代・60代・70代・80代・・・大人女性の髪色の考え方の参考となりましたら幸いです。
目次
大人女性におすすめの髪色とは?パーソナルカラーと関係はあるの?
大人女性は髪の悩みが尽きません。
「白髪」
悩んでおりませんか?
SNSで見かけるキレイなグレーやアッシュの髪色、ステキですし憧れますよね?
「白髪って色素が無い状態だからブリーチの必要も無いし、グレーやアッシュ系のカラーにできるよね?やりたいかも・・」って、思ったそこの大人女性のあなた。
結論から申し上げます。
「大人女性におすすめの髪色にパーソナルカラーとの関係はあります!」
その上で
「くすみカラーは要注意!」です。
「なぜ?」
説明いたしますので少々お付き合い下さいませ~。
パーソナルカラーSummer・Winterタイプに似合う髪色は?
- グレー系、グレイッシュなブラウン
- アッシュ系ブラウン
- ピンク系ブラウン
- ローズ系ブラウン
- 黒(Winterさんに限る)
肌質がソフトで血色の良いSummerさんは
髪質も細めでソフト。毛量も少なめ~ふつうのサラサラな髪の傾向の方が多いです。
肌色が白く(色黒の方も)血色が浮かないWinterさんは
髪質がしっかりと艶やかストレートな黒髪の傾向の方が多いです。
※パーソナルカラーの統計による傾向なので全ての人にあてはまるわけではありません。
ブルーアンダートーン(ブルべ)にNGの髪色
- イエロー系
- オレンジ系
- カッパー系
- ダークなマット系
これらの色味はSummerさん・Winterさんの肌色を黄ばませたり、顔色を悪くさせます。
イエロー系はヤンキー・・いやヤンチャ感やダメージ感も上乗せされてしまうので
黄みやオレンジっぽい赤みの強い髪色は避けましょう。
Summerさんは元々地毛の色が真っ黒ではないソフトなブラックだったり明るめなブラウンなので真っ黒や深すぎるダークカラーもソフトさが失われ、肌色が沈み質感も硬そうに見えてしまいます。
Winterさんは元々持ち前のしっかりした黒髪と目ヂカラがぼんやりしてしまいシャープさや、都会的なクール感が損なわれてしまいます。
パーソナルカラーSpring・Autumnタイプに似合う髪色は?
- ベージュ系
- 黄み、オレンジみのあるブラウン
- イエロー系ブラウン
- オレンジ系ブラウン
- マット系ブラウン(Autumnさんに限り)
肌質がソフトで血色の良いSpringさんは
髪質が絹糸のように細く柔らか。毛量も少なめな方が多いです。
肌質がマットで陶器のようで血色が浮かないAutumnさんは
毛量多めで髪質がしっかりとした深いブラウンや黒に近いダークブラウンの方が多いです。
イエローアンダートーン(イエベ)にNGの髪色
- グレー系、グレー寄りのベージュ(青みの多い)
- アッシュ系ブラウン
- ピンク系ブラウン
- ローズ系ブラウン
- 真っ黒
これらの色はSpringさん・Autumnさんの肌色を青ざめさせ生気を欠いてしまいます。
特にSpringさんは絹糸のような柔らかな髪色が損なわれ顕著に肌色に影響が出て、ものすごく不健康に見えてしまいます。
Autumnさんは濁ったようなくすみカラーが得意ではありますが青みのカラーは肌色の滑らかさが損なわれ知的な大人の落ち着き感が無くなります。
なぜ大人女性にくすみカラーは要注意?
SummerタイプとAutumnタイプはいわゆる「くすみカラー」がお似合いになる方が多くいらっしゃいます。
くすみカラーとは?
くすみカラー、スモーキーカラー、ニュアンスカラー、ダスティーカラーなど言われ方も様々ですがグレーやちょっとの黒が含まれているようなくすみのある色のことです。
だけど・・
肌色というのは繊細でして・・。
10代・20代のハリがあり、シミやしわの無いツルリン肌なら極端に申し上げると
「何ならパーソナルカラーすら気にしなくてもいいんじゃね?」
と、パーソナルカラリストとしてあるまじき発言なのですが
水も弾く若い肌はホント無敵なのです。
重要なのは肌のハリが低下し、くすみ、シミしわ、たるみなどお顔に影が現われる大人女性に
「くすみ onくすみ」は致命的なのです!
ショーーーーーッック!!!
いくらパーソナルカラーで濁りやくすみ系の色が似合うタイプだからと言っても
年齢を重ねると顔に影が出てまいりますので濁りやくすみを感じ無い明るめなカラーがおすすめなのです。
レフ版効果ですね。
「髪は顔の額縁」です。
そんな大げさな・・と思うこと勿れ。
ヘアカラーは多少なり髪と頭皮の健康を犠牲にしています。
そして簡単にやり直しが効く部分ではないので担当の美容師さんとしっかりとカウンセリングをしていただきたいです。
※パーソナルカラーを熟知している美容師は少ないです!
分かってるふり美容師にご注意ください~。
そして、髪色と同じく服の色にも同じことが言えます。
普段よく着る服の色とメイクカラーのバランスも考えて
個人の好みの問題になりますが、いくら似合う髪色だからと言って
それで終了というワケではありません。
普段のオンオフシーンで着る服の色、アイシャドウやリップなどメイクカラーのバランスもちょっと考えてみてほしいのです。
白、黒、グレー、ネイビーやブラウン、ベージュのベーシックカラーの服であれば問題なく髪色も引き立ちます。
髪色と同系色の服やメイクもなじみが良いです。
ファッションに関しても大人女性は「レフ版効果」を意識して、濁りやくすみの無い明るい色を意識すると良いですよ♪
フランスやイタリアのマダムが歳を重ねて明るく鮮やかな色のファッションやメイクを装っておしゃれをしているイメージありませんか?
派手ででなくて良いのです。明るい濁りやくすみの無いクリアな色を意識することをおすすめいたします。
色や柄物がお好きな方の場合、ファッションの色の数が多すぎると、ちぐはぐ感とうるささを感じてしまいますので色の数を抑えて3色コーデを意識しましょう。
さいごに
大人女性の髪色とパーソナルカラーの関係はとても重要であります。
だけど年齢を重ねてお顔にくすみや影が現われることでそのまま従ってもイマイチだったりします。
SNSで見かけるステキな「くすみカラー」は実はさらに老け見えさせてしまうことも。
特にグレーやシルバーは髪全体が白髪のように見えてしまいます!
いろいろと申してまいりましたが、
もちろん個人の趣味嗜好や好奇心を強制的に抑え込もうとしているワケではありません。
「好き」を貫いていただいてかまいません!
ただ、「何が似合うのかわからない」という大人女性がとても大勢いらっしゃるのが現状です。
自分で選択できない大勢の大人女性のためにちょっとでも髪色の参考になりましたら幸いなのであります。